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ぴちぴちピッチのこと

芹澤優さんが以前ラジオで「ぴちぴちピッチが好きで変身コスチュームも持っていた」と言っていました。木戸衣吹さんは以前ブログか何かでぴちぴちピッチが好きだったと書いていました。「i☆Ris」の芹澤優さんと「every♥ing!」の木戸衣吹さんといういま自分が注目しているアイドル声優ぴちぴちピッチ好きだということはいまの声優アイドル業界はぴちぴちピッチが作ったといっていいです。

アニメ『マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ』。放送時期は2003年で、続編の『マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ ピュア』が2004年。自分たちは変わらずボンクラですが、当時のメイン視聴者層であるリアル女児たちは十代後半となり若手人気声優へと育っているのですね。ツイッターで検索しても当時リアル女児だった人たちの思い出語りを多数観測できます。もうそんな年月が経っているのです。

アニメ史的には、セル画からデジタルに移行して音と映像を合わせやすくなったことにより音楽アニメが作りやすくなった土壌があるよねぐらいのものでしょうか。ぴっちは毎回の歌のシーンをバンクシーンの多用で乗り切っていました。その後は3DCGが発達してキャラクターが歌やダンスやふりふりの付いた服の着替えを比較的簡単に行えるようになりアイドルアニメが流行って現在に至る。

監督はふじもとよしたか氏。数多くのボンクラに愛されるアニメを作る人です。シナリオは女の子の心情を表現することが第一でキャラの位置関係などは二の次となりダイナミックな展開が繰り広げられていました。そんな愛すべきアニメでした。

2000年代。アニメ感想サイトがいろいろあった時期です。ブログなどはいまのほうが多いだろうけど何か違う感じです。あのころのネットの人たちがアニメ論壇から足を洗ってしまう前に、ぴっちのことをトップクラスの名作として挙げている、ぴっちを見て本気で感動して泣いてしまったりしていた我々ぴっちオタの人たちは、いまこそ何かぴちぴちするべきだと思うのです。