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ゲーム感想 PS2『機甲装兵アーモダイン』

PS2『機甲装兵アーモダイン』。大宮ソフトの新作で久しぶりのロボゲー。大宮民なので購入。一カ月ほどでクリア。

フロントミッションシリーズのような戦術シミュレーションゲーム。各ユニットが積極性や忠誠度などの性格に沿ってときどき命令違反するのが特長。プレイヤーは前線の指揮官と新兵の教育係を兼ねていて育成要素があり、レベル20になった味方ユニットは部隊を卒業して強制的に居なくなるので頻繁に新メンバーの登用と育成を繰り返すことになる。ここらへんは『俺の屍を越えてゆけ』を事務的にしたような感じ。レベルが低いと搭乗できる機体が制限されるのでスタメンが安定せずミッションごとに一から編成を考え直さないといけなくておもしろい。卒業した歴戦メンバーたちが最後に助けにくるなんて燃える展開があるに違いないと思っていたんだけど無かった。

メカのデザインが重機っぽくて好み。育成システムの都合上、人員は使い捨てのようになるけど、機体は序盤に入手する安いものでもずっと活躍の場があり、キャラではなくメカのほうに愛着がわく。

演出は質素。だからこそロード時間が皆無なのだろうという利点もあるけど両手連続攻撃のときぐらいはモーションを変えてほしかった。

そんなわけで、バランスが良いしシナリオのボリュームもあるので買って損は無かったけどゲーム好きならチェックしておけとおすすめするほどではなくもない。

AI同士の対戦モードがあるので、強いユニットを育てて強いチームを作るという目標もある。訓練パートで話しかけたときに「訓練の効果がさらに上がった」となって功績値は据え置きで能力が上がることがあるので、その性質を持ったキャラを見つけて連続で話しかけまくってレベルを低く抑えたまま能力の高いキャラを育てるのがいちばんうまいやり方だと思う。

電撃が公式的な攻略サイトをつくってる。攻略本を出す気が無いほど出荷本数が少ないゲームだということだろうか。