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アニメ感想『マシュマロ通信』#50~#52

アニメ『マシュマロ通信』が最終回。変なアニメでした。話の中心になる不思議マスコットキャラに特に何も目標が無く、何を望んでいるのかがわからない。仲間同士の友情を描くことがメインだとしても変にドライ。一話完結のストーリーは教訓めいた落とし方を避けてちゃぶ台返しな落ちが多い。それがおかしくて、毎週二回繰り返して見るのがデフォでした。

一年間楽しかったです。服装のバリエーションが豊富でかわいらしかったし、マシュマロタウンに永住したい気持ちにもなったし。洋服屋ハウステンボスのタイアップとしては大成功だったのではないかと。いちばんの収穫は、表情に眉毛など不要だとわかったこと。

#50「お見舞い大作戦!」

ナッツにお見舞いするために病院侵入大作戦のお話。目的そっちのけで手段がエスカレートしていく。ナッツはたいした怪我をしていないのに入院させられていて、病院側も変だったというオチ。

見どころはナースシナモン、包帯少女サンディ、お尻が抜けないジャスミンとかいろいろ。今回のジャスミンはサンディのことを終始見つめ続けているように見える。

#51「おやすみクラウド

クラウドがサンディに日ごろのお礼をするために暗躍し、サンディたちが振り回されるお話。

善意と勘違いが重なった結果、クラウドが屋根の上の避雷針に縛り付けられて雨ざらしにされてしまう悲惨さがおもしろかった。

「お目覚めクラウド人形」は起こしたときに目を開けるギミックがあったはずなので、リアルクラウドとの見分けはたやすいと思う。

第1話のときからスルーされ続けていて気になって仕方が無かったクラウドの正体もなんとなく明らかに。ヒナギク食品の企業的な陰謀が関わっていると思っていたけれども、ただの付喪神のようなものだった。オカルトではなくファンタジーだったのか。

52話「幸せの鐘を鳴らそう」

ミモザ先生の結婚式でドタバタしつつ大団円。

何がやりたい話なのかよくわからなかった! 前回でシリーズを収束させたあと最終回で広がりを持たせる構成はわかるけど。良くいえば、つかみどころが無い。

マシュマロタウンの人たちの暮らしは今後もふつうに続いていき、サンディのクラウドに対するアメとムチもエンドレス。指輪は転がって止まらない。でも番組は終わる。