先週の#11のBパート 「ドリーミンミン あんたの夢は何だミンミン? ガッチンポー!」
何でもお金で解決するイエンズさんがみんなの夢まで買うお話。
夢はお金で買えないという常套句が、何でもありの設定の力であっさり覆されてしまう。夢のある世界によって夢が無くなる絶望感。身につまされました。
#12(最終回) 「さよならまたね トイレの中心から叫ぼう ガッチンポー!」
見どころてんこもりでした。
- 正義と悪の最終決戦。
- 敵は決死の覚悟。(貧乏で)
- ヒーローの苦悩。(トイレに行くのはかっこ悪い)
- 主人公の成長。(トイレから飛び出したあとの着地がうまくなった)
- 帰る場所の崩壊。(アークエファミリーが買収されてパイプスの工作員になった)
- 志の違いによる仲間割れ。(ジャスミンのヒステリー)
- 新たな敵の出現、ライバル同士の協力。(唐突に宇宙人襲来)
- ロボットバトル。(2秒ほど)
- 教訓。(トイレは安全)
- 絶体絶命の危機。(トイレが開かない)
- お色気。(インリンM字)
- 友情。(ガッチンポー!)
- 家族の絆。
- 戦いの終結、エピローグでの広がり。(「改心します」「ちょっと待って! そしたら話が終わっちゃうじゃない!」)
これでシリーズ完結。オチのつけ方には感心させられることが多く、毎回おもしろかったです。ヒーロー物のフォーマットの上にUNCOを塗し、くさい話やうならされる話などバラエティに富んだ暴走をしながらも、上品な絵柄のおかげでカラッとしたUNCOのテイストが維持されていました。一貫したテーマ(ウンコと世界平和)もありました。トイレはピンチを救います。世界共通です。
そしてヒロインのジャスミンは美少女。喩えるならジャスミンは、トイレのなかの芳香剤。
http://www.aniplex.co.jp/unco/news/news.html
行くぜ劇場版。