バグシーンを追撃してゴーストタウンへやってきたアムドライバーご一行。避難勧告を受けて誰もいないはずの街になぜか人が。歴史がある校舎を守っているとかアムドライバーのせいで戦いが起こるとかいろいろごねて居残ろうとする。そこへバグシーンが襲撃してくるが変形合体する新商品の活躍によって勝利、アムドライバーは校舎を体を張って守ってくれた、ステキ、ということで終わり、と。
正直、冷めてました。「そのフェイスで」とか「援護ってはーん」とかの言い回しがちょっと引っかかるだけで、あんまりおもしろくないかなと。そしたら、その後、すごかったです。不意をつかれたのでヨダレを噴くほど笑いました。
タカミの見物をしていた三人目の悪ドライバーがバグシーンの敗北にブチ切れて遠くから武器をブン投げて時計台を落として校舎がグチャーってなり、アムドライバーの活躍がぜんぶ台無しに。ドリフの屋台崩しコントのように見事な崩れっぷりで、今週のアニメボーボボのポマードリング崩壊のように理不尽すぎる展開。しかも、校舎が破壊されたおかげでゲストキャラは思いを吹っ切れて新しい一歩を踏み出すのだった、ということで校舎破壊の原因については特に言及せずに一件落着してる。
このオチ、たぶん狙っていたのだと思います。自分は心を掴まれたまま脚本の人の手のひらの上で踊らされていただけでした。