ニルギースがフリー宣言する話。
ニルギースの過去がついに明らかに。ニルギースの兄は、アムドライバーとバグシーンの開発に参加していた研究者だった。両親はすでに亡く、兄の研究仲間のガンザルディとは家族のように親しい関係。あるとき、兄はアムテクノロジーの秘密を封じる目的で殺されてしまう。研究データを託されたニルギースは復讐を誓い地下組織を作る。同じく研究者の肉親を殺されたシャシャに出会い、ウィルコットの悪行を世間に知らしめることが復讐になると考える。そこで、ウィルコットと敵対するジノベゼに協力したら、ジノベゼに力を利用されてしまって、現在に至ると。
兄が裏切られて死に、自らもジノベゼに裏切られたニルギースさんが、ゼアムの件で今回もガンザルディに裏切られるのではないかと不信感を懐き、「私とジェナスがこのバトルをどう終わらせるか決める！」と宣言。「未来はオレが決める」というジェナスに並ぶ主役発言ですよ。
ジェナスにしてみれば今回は、「会えばわかる」と思わせぶりなことを言うニルギースに付き合わされ、「キミにだけは話しておいたほうがいいかもしれない」と言うニルギースの自分語りを聞かされ、いざガン・ザルディに会ってみたらニルギースはすでに自己完結していて「もういい」とか言い出してそのまま船で帰ることになるという、完全に受け身で振りまわされる日でした。仲間のもとに帰ったときにどう説明するのやら。肝心のニルギースは囮になって行方不明だし、シャシャは鳥と戯れているだけだし。
それにしても、ガン・ザルディさんかっこよすぎです。階段を二段またいで足をかけ、腰に手を当てて、アルファベットの「B」みたいな姿勢で登場しました。身を隠している割にオーラ出しすぎです。
復讐に燃えるニルギースに、殺すことが復讐ではなく真実を公表することが復讐になると諭したのがシャシャだったのは意外でした。シャシャ、立場がメインヒロインっぽくなってますよ。言動は相変わらず謎めいていて、なにか真意があるのか適当な雰囲気発言なのかよくわからないですが。服装が一種類しか無いから元々それほど重要なキャラではなかったのだと思います。
「花 季節には 忘れずに咲く 月日の長さ 計る時計のよう そして また散る 忘れずにいてって 言うように」「私に生きろというのか」「ウィ」「だれも殺すなと」「ウィ」「私に復讐をあきらめろと！」
シャシャと会話が通じるニルギースにちょっと嫉妬を覚えたりした！
新商品モノクルバイザーはどこも売り切れ。みんな、先週の放送を見て二個セットで買いまくったのだろうか。それとも、タイヤの部分を首すじに当ててコロコロすると肩こりに効果的だったりとかで主婦に大人気なのだろうか。
