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アニメ感想『デ・ジ・キャラットにょ』#20~#23

第39話「でじこ、映画に出演するにょ」

ボーボー中学がうさだあかり主演による日米合作映画の舞台に使われることになり共演者のオーディションをしてドタバタする。ぷちこも映画に出演したがっていた。結局、うさだときよしがダイバッテキされて後半へ続く。

あかりが引き返すカットでボーボーが健在だったけど気にしない。

第40話「あかりと共演するにょ」

映画撮影当日。でじこは、うさだあかりに出会い、アイドルであるあかりとプリンセスである自分を重ね合わせる。そして、立派なプリンセスになるためにアイドルになる決意を新たにする。きよしの代わりにでじこがあかりの相手役に選ばれ、撮影はとどこおり無く終了。結局、映画はお蔵入りになり、商店街はうさだでじこが言い争いをするいつもの光景へと戻ったのだった。

おもしろかった。いつもは締め切りに追われて適当にひねり出したような話が多いのに、今回のストーリーはしっかり練ってあったような感じがした。第23話ででじこのテレビ出演が中止になる理由が「臨時ニュースが入ったから」だった時はもっとひねれよと思った。今回の映画「ゲポルプシュ5」がお蔵入りになった理由は、まだパート1・2・3・4を撮っていないから。それなら仕方ない、と納得することができた。ボーボー中学が撮影の舞台になることにも意味があった。

おなじみのキャラがそれぞれの魅力を引き出していて、全体としては特にテーマもなく、なんとなく楽しいという、デ・ジ・キャラットとしての完成度が高い内容だった。暴れん坊にそっくりなMr.バイオレンスにそっくりなMr.ワンダフルとロドPもいいコンビだった。

うさだうさだあかりの関係はうやむやになってごまかされた。自分は、まだ、うさだの妄言を信じないよ。

第41話「さしすせそが生まれたにょ」

ほっけみりんに子猫が生まれたという、四コマのエピソードを引き伸ばした話。夏は暑いってことのほうが強調されていて、でじこは終始、涼むことだけを考えていた。

ほっけみりんにとって一世一代の一大イベントだったのに特に感動させることも無くあっさりとした描かれ方だった。夫猫「ゼリー状」のゼリーっぷりは想像以上。

第42話「でじこフリマに挑戦にょ」

でじこの家がおもちゃでいっぱいになって、フリマを開いて処分することにしたけど売れなくて、結局どうなった、という話。目からビームオチ。

「あなたのお名前は?」「う、宇宙」と言うところがおもしろかったです。

第43話「でじこを守るナイトだにょ」

うさだ家に置いてあった鎧カブトが動き出し、でじこたちと一緒にプールに行く話。なにがやりたいのかよくわからなかったけど、でじこが姫として敬われることが珍しいので楽しめた。

第44話「母様が来たにょ」

でじこママかわいい。うさだ母とユニットを組んで欲しい。でじこデジキャラット星へのワープゲートを使えない理由が理不尽で笑った。

第45話「宇宙人襲来にょ」

ゲボリゲル星人が襲来するということで、過去にちらっと出ていたゲボリゲル星探査機一号に取り残された人の活躍を期待していたら、意外な展開になったのでびっくりした。でじこたちと同じように自分もすっかりだまされた。くやしい。

第46話「ぷちこ、幸せを探すにゅ」

風流なすばらしい人の教えを受けて、ぷちこがぷいぷい言いながら秋を探す話。ゲボリゲルの人は秋の植物豆知識を披露し、でじこはケータイのなぞなぞにマジギレしていた。ぷちこによる挿入歌も流れ、あざといほどほのぼのとしていたけど、要所要所で商店街の人々が珍行動をして話の腰を折っていたから、照れてチャンネルを変えたくなることもなく楽しめた。

タイトルは「幸せを探す」なのに、ぷちこさんは秋を探していただけだった。秋を探す中で珍しく心の底からの笑顔を見せていた。ぷちこの歌「お散歩にゅ…」の歌詞にもあるように、ぷちこが笑えばみんなが笑う。視聴者も笑う。それこそが幸せなのだろう。秋を探して幸せを見つけたわけだ。