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アニメ感想『デ・ジ・キャラットにょ』#16~#19

今後の予定としては、商店街にうさだあかりが来たり、でじこママが来たり、ミケが来たりするらしいですよ。さらにあのゲボリゲル星人が襲来するらしいですよ。盛りだくさんですね。

第31話「りんな?誰でしたかにょ」

第32話「りんな眠りまくりにょ」

やったー、あの『ぱにょぱにょデ・ジ・キャラット』のリンナ・キャラットがついに地球にやってきたー! 桜井監督の手によってどんな扱いを受けるのか不安だったけどけっこう良い待遇。一言一言がラブリげ。ぱにょの時代から二年経って美しく成長している。

りんなは高級ハーブを取りにきたらしい。でじこに会いにきたわけではなかったんだ。「デジキャラット星の幼なじみ」って要素は天才バカボンの「バカ田大学の先輩後輩」と同程度のきっかけに過ぎなくて、「誰でしたかにょ?」「よく一緒に遊んでいたゲマ」「そう言われるとそんな気がするみゅ」というドライな関係。ぱにょ好きとしては少しさびしいけど仕方ない。10歳のころの記憶ってそんなものかもしれないし。

話の流れは個性的なゲストキャラに振り回されるというありがちなものになっていたけど、りんなは寝てるだけでなにもしていないのがすごい。寝ているだけなのにまわりの人を手玉にとっている。ゲマはバスに轢かれた。雪山に行かされたでじこは放送開始以来最大のピンチを味わうことになった。さらに、ケーキのうまさによって和菓子屋のプライドに火を点け、すべてを賭けさせることになった。魔性の女か。

後半は最初から最後まで眠りっぱなし。でもおいしいところは全部持っていった。しかも無自覚。すごいキャラだ。

「いつ回復するんだにょ?」「来ー週ー」って眠りすぎだけど、ぱにょを見る限りではデジキャラット星の時間の概念はアバウトだから仕方ない。

おもしろかった。りんなにはすぐに寝るという特徴があって、それを強調しておもしろくなった。九月に登場するらしいミケは何をするんだろう。ボーイッシュなキャラがいないから意外と活躍できるかもしれない。ラジオでの小桜さんのコーナーのように毎週、魚偏の付く漢字を紹介してもいいし。

第33話「夏祭りがやって来るにょ」

第34話「いよいよ夏祭りにょ」

祭りですか、街中をひっくるめた祭り……。街の人が浮かれていて、企画会議して、それぞれ適当にやることになり、うさださんは自意識過剰で悩んでたけど吹っ切れた。最後はうさださんがまたぷちこに痛い子扱いされて終了。そのままエンディング「デ・ジ・キャラット音頭」につながる。

お祭りなのにいつもよりロー・テンション。あばれん坊にそっくりなすばらしい人も小さくまとまっていた。ぷちこにはいつもの凛々しさが感じられなかった。デ・ジ・キャラット音頭を放送するためにお祭りの話をやることにしたけど、普段からお祭りのようなものだから特にやることが無かったのか。

新エンディングの映像は楽しい。でじこラブリー。あばれん坊にそっくりなすばらしい人もエネルギッシュですばらしい。

第35話「怖い話にょ~」

第36話「ウジャジャ館の憂鈴ちゃんにょ」

あらすじ。テレビで怖い番組をやっていたため次の日の商店街はその話題で持ちきり。そんな中、でじこぷちこは「何か屋」にお使いを頼まれ、かぼちゃキャンディーひとつで承諾。うさださんはうさ耳を掴んで引っ張られるというウサギにとってもっとも屈辱的な行為を食らい、付いていくことになった。行く先の屋敷には、怖いことが待ち受けていた。

感想。普通のキッズアニメのような、わかりやすくておちついた話だった。目からビームも出なかったし。その分、ぷちこの一言一言の破壊力がすさまじい。でじこうさだがギャーギャー言っているから余計引き立つ。それぞれの演技に味があった。特に憂鈴屋敷から出たあとのやりとりが好きだ。最後のぷちこのセリフとか、その直前のでじこの「あぁ?」と言う声とか。

ゲストキャラの憂鈴ちゃんもおもしろい。憂鈴ちゃん役の名塚佳織さんは桜井作品だと本領を発揮するのか。

第37話「アクアちゃんが釣れたにょ」

いきなり「夏にょー」「海にゅー」「バカンスにょー」というビーチバレーのシーンから始まって、ゲマが吹っ飛ぶことで状況をパンして見せて、でじこが経緯を簡単に説明して、ぷちこが補足して、うさだがサンオイルを塗って、ここまで30秒。完璧だ。

そこへ通りがかる釣り船。乗っているのはまさしくミケ! アップになってカメラが回り込んで、去っていった。

そのあとのうさだの見せ場をでじこが妨害して、キーってなって、ぷちこの巻き舌ツッコミも炸裂しつつ、3分経過。ここまでで視聴体力を使い果たした。そのあとは、人魚が登場して、ストーリーが進行していって、落ち着いた。

あらすじ。でじこたちが町内会の旅行で海へ。釣りをしたら人魚が釣れた。人魚は意外と古風な人で、オトナたちと意気投合した。で、オチは、珍獣オチ。それだけの話なのだけど、水着満載で、色彩がいつもと違っていて、全国のでじこファンは大興奮しっぱなしだ。

自分がいちばん感動したのはミケの登場シーン。無駄に良く出来ていた。しかもストーリーにはまったく無関係。船のへさきに足が届かず箱を踏み台にしているのに誇らしげ、という突っ込みどころまで用意してくれる、このサービス精神。

ゲマがデストロイヤーのような覆面をしていると思ったらウェットスーツということだった。ゲマが水につかると膨らむのは公式な設定だったのか。一発芸だと思ってた。

その他の要チェックポイントは、G.G.F.のナカニシマミさんまで声の出演をしていたとか、ぷちこはなぞなぞケータイを股にはさんでいたのかとか。

第38話「海で恋の夏!スフ~ンゲマ」

ゲマが久しぶりに我の強さを発揮して、ひと夏の恋をする話。オチもくだらなくて良かった。ゲマがメインのエピソードがひとつぐらいあってもいいかという感じ。