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おねがいマイメロディ~くるくるシャッフル!~ #30

アニメ『おねがいマイメロディ~くるくるシャッフル!~』、第30話「ピンクの森に行けたらイイナ!」。冒頭から出オチでフンコロガシとタコ焼き男の魔法対決、戦闘のとばっちりを受けてウタちゃんが珍獣化、呪いを解くためにレギュラー陣がマリーランドで冒険、関門ごとに各キャラがそれぞれの持ち味を発揮して脱落、真菜とマイメロだけが残されるおいしいシチュエーション、デュエルシーンではマイメロマイメロをセルフ召喚、ウタちゃんのために珍しく頑張るマイメロマイメロの手助けをするクロミ、という感動も盛り込みつつ、マイメロとウタちゃんの絆を描いて締め。劇場版になってもいいほど高濃度な回でした。マイメロの間の取り方も他の回と比べてあざとさが無く絶妙。ナレーション担当のはりねずみくんはバコが帰ってから出番が増えてますね。

今月からエンディングが毎回変わるようになり、曲はキャラソン、映像は名場面集。今回の曲は前シリーズの決戦曲「ドリーム!ドリーム!ドリーム」。まだCD化されていない、ウタちゃんがメインのバージョンでした。イベントの口パク用音源か。

それも含めて愛されているウタちゃんのヨゴレヒロインっぷりが極まっていた今回でした。ウタちゃんが、よりによって負け組としてキャラを立てているバクの姿になってしまうなんて。輝いていました。それを暖かく見守るマイメロ。いつもウタちゃんがマイメロのせいで酷い目に遭い、マイメロに「何とかしてー」と頼む展開はマッチポンプマイメロが迷惑をかけてもウタちゃんは困りながら許してくれる。お互いに保護しつつ保護されている、おじいちゃんと孫のような信頼関係の心地よさ。自分がマイメロに感情移入してしまうのも仕方無いです。

この日記で歌ちゃんのことを「ウタちゃん」と表記することが多いのは、「歌」だと固有名詞に見えなくて分かりづらいからですが、いちばんの理由ははてなダイアリーキーワードリンクが発生しておもしろいからです。

新シリーズになってからパワーダウンしていたマイメロのアニメですが、最近はエネルギーが回復してきたように見えます。

ウタちゃんたちは性格が固定され、進級せずに季節のイベントを何度もこなすことになりそう。各話の積み重ねを考えなくていい国民的人気アニメの領域にシフトしてきました。その流れに柊先輩が抵抗している感があるのが興味深いです。