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ドラマCD『シンシア ザ ミッション』を買いました

CYNTHIA_THE_MISSION』のドラマCDが発売されていたので買いました。同時代感の漂うキャスティング目当てで、だけではなくてなんというかぴちぴちしたものへの渇望というか。その点ではキタエリさんの「これが、身体の傷は消えても一生消えることがない心の傷、絶望と人間不信の気持ちなのにぇん、とてもせつないわ」というセリフを聞けただけでも満足してしまうのだけどそんなパロディにいちいち心を動かされずにぴちぴちピッチ至上主義から卒業しなくてはいけないという個人的な問題意識もあるので悩む。それはさておき。

内容は、原作マンガ第1巻の第4話までに加えてオリジナルエピソードのハゲ追い祭りが収録されたものでした。セリフはほとんどすべて原作に忠実。「空飛ぶ猫のミイラ」は師匠譲りの技なのだろうかという新たな発見もあったけど。だからメインキャラ同士の絡みは少ないんだけど、それぞれのキャラクターには普段の暮らしとバトル好きな裏の顔の二面性があるので演技が切り替わるようすを楽しめました。回想シーンの多い構成になっているマンガそのままの展開なので、音声だけだとストーリーはわかりづらいかもしれないです。マンガのドラマCDはそういうものだといえばそれまでだけど。例えば第4話の紫水ほたるの取り調べの話はふたりだけの会話劇として再構成しちゃったほうがほたるの言葉の強さが伝わるのではないかと思うんだけどそれはただ単に新井里美さんの長ゼリフを聞いてもっとメロメロしたかったってだけのことです。

アニメイトでは、アニメイト限定特典の描き下ろしマンガが本来のCDジャケット(↑)の上に重ねられた状態で陳列されていました。黒地に白で「空飛ぶネコのミイラ」が描かれた表紙。探すのに苦労しました。アニメチックな絵柄のCDが多数並ぶ月末のリリースラッシュのなかで怪しすぎる異彩を放っていました。