最近はずっとPS2『ファイプロ・リターンズ』をやっていました。
まず、ドリキャス版を参照しながらアメリカのメジャー団体の人たちをエディット。ピープルズエルボーでのフィニッシュを再現するのにてこずったりしました。
そのあとはオリジナルのレスラーの作成。COM同士の試合を眺めてニヤニヤする。箱庭生活シミュレーションゲームみたいな楽しみ方。自分にとってのファイプロは、脳内プロレス団体を具現化するためのツールです。戦っているレスラーにはバックボーンや普段の生活があり、さまざまなドラマが(想像で)生まれる。画面に映っているのはリングだけだけど、妄想できる範囲は世界のように広い。妄想のリングの上で起こる現象を確認するために今日もファイプロをやり続ける。
ロードに失敗しました。
“ファイプロ・リターンズ”のデータは、
破損している可能性があります
そんななかセーブデータが消えました。昨日の夜どうやってセーブして電源を切って寝たのかの記憶が無いので原因はたぶん自分の操作ミス。メモリーカード管理画面を見てみると本来は900KB以上あるはずのセーブデータが47KBになっている。復旧は無理っぽい。
一週間分の作業が無駄になった。試合の観戦とCOMロジックの調整を繰り返すうちにエディットレスラーの試合運びが洗練されてようやく好勝負が繰り広げられるようになってきたところだったのに。脳内プロレス団体が崩壊。予期せぬ事件が起こるのもプロレスの、ゲームのおもしろいところか。ゲームをやって泣いたのは二回目だ。うるさくしすぎて受験勉強中の兄に蹴られたとき以来だ。