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アニメ感想『Get Ride! アムドライバー』#47「フォーギブン」

シーン死亡後のジェナスのお話。激おもしろかったです。

泣き崩れるセラを見て冷静になるジェナス。ダークさんたち年長者はすでに割り切って今後のことを考えている感じ。居心地が悪いので独りになって、これまでの名場面を回想、そういえばジェナスはセラ以上にシーン好きだった。トレーラーがトンネルに入って暗転、「ジェナがシーンを死なせた」、さっきセラに言われたことが誇張されて響いてくる。独りでお墓に引き返し、本格的に悲しむジェナス。するとロシェットが近づいてきた。空気読めよ。シーンを死なせたのはジェナスじゃなくてこいつじゃないか。ゼアムのピースを渡すから一緒に来てよと言うロシェ。罠くさいけど本当に改心したのかもしれない。ロシェのほうがシーンとの付き合いが長いから。疑わしいけどとりあえず行ってみよう。うは、罠。ちょっと信じたのに。ロシェット許さない。でもセラに止められたし、何か命乞いしているから許す。そしたらロシェ、逃げたあと振り向いて鼻で笑った。てめえ、死なす、そこにシーンのエッジバイザーの破片、破片に映る自分、三白眼怖えー。我に返る。

そんな感じで、みごとに主人公に感情移入させられてしまいました。ロシェに本気でムカついてしまった、今後どうしよう、という気持ちで次回へ続く。

ラグナがセラを連れ出すのは不自然だったけれども、ふたりの過去のエピソードがここで生きてきて、主人公の葛藤に直結。回想場面の入れ方が的確で、シーンの存在の偉大さが最初から最後まで漂い続ける、良くできたお話でした。

今回でロシェとKKがアムドライバー業界を引退。ロシェは最後まで懲りず、KKは最後においしいところを持っていきました。夕日に照らされたロシェとKKが妙にかっこいい。これで私怨はすべて解決? 残り4話。