タウンに戻ることになったセラとラグナ。シシーがわがままを言ってタウンに戻ったのは、孤児院の子どもたちにお礼を言うためでした。シシー自身もバグシーンに家を壊された過去があり、家族に関する話題には口を閉ざすなど何か影があるようです。トラブルメーカーだけど憎めないキャラですね。
アムドラ始まって以来のコメディタッチの明るいノリだった前半から、後半は一転してシリアスムードに。ロシェたちに包囲されたセラがとっさの正当防衛で敵を撃ち殺してしまうのだった。シャドー・エーリック、ほかと比べてキャラが弱いからアドリブでオネエ口調にしていた感じのエーリックさんが、セラに殺されたー。リアルバトルものの宿命でもある不殺の葛藤をヒロインに背負わせるなんて酷なことに。しかも、兄を殺されたもの同士という皮肉。安易にキャラクターを死なせて山場を作る展開が大嫌いなのですが、これは、不運が重なって不幸な結果になる流れに無理が無く、これまでの積み重ねもあり、説得力があって良かったです。その他、それぞれの心理描写も深読みに耐え、今週は映像に見ごたえがありました。
一方、失敗続きのロシェたちを見限ったキャッシーさんは、ジャスティスアーミーの主砲・やっぱり生きてたディグラーズさんと手を組む。「ヨカロウ、スタメンフッキ、ネオケケケッ！」、ディグラーズさんのチャームポイントなケケも復活、次回に続く。
「シャシャは トウメイ どんないろでも うつす」
相変わらず神秘的なシャシャだけれども最近は人間味が出てきました。明るく振舞うシシーを見てセラに言ったセリフ、「セラに無いもの シシー もってる」がセクハラ発言に聞こえてしまうのはピープルの悲しい性。
23話でパフにカメラを壊されてからさっぱり出番が無かったマリーさんもバジェットポイントキャンペーンの新しいCMとともに出番ゲット。今週はほぼ全キャラに見どころがありました。KKは、吹っ飛ばされたロシェをナイスキャッチ。
