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アニメ感想『マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ ピュア』#33「乱れる心」

最近調子の悪かったミケル様がアンコウ姉妹を取り込んで元気になり、それに連動してか、るちあへの嫉妬で苦しんで体調を崩していたみかるさんが元気になるお話。アンコウはビタミンAとコラーゲンが豊富で美肌・目の健康・がんの予防に効果的だからですか。

人魚たちの正体が偶然2秒でミミに看破されたこと、イルカの鳴き声を出せる笛を使って人魚をおびき出す作戦、サーフィンカイトのおもしろウェーブなど、ぴっちらしい展開がいちいちおもしろかったです。最終回が近いから、自分の心のタガが外れて、ぴっちを全力で楽しんでいくモードになっているのかもしれないです。るちあとカイトがいちゃいちゃしているのを見ているだけでなんとなく幸せな気持ちになれます。

そして、ブラックビューティーシスターズがさようなら。人魚たちに完全勝利したけど、「初めてできた私のおともだちが、マーメイドプリンセスだったなんて」、ミミが葛藤してトドメを刺せずに撤退、ミケルに反逆、負けると知ってて立ち向かう、姉妹愛を見せつけて前向きに消滅。人魚たちは敵にそんなドラマがあったことをつゆほども知らず。悪役の気持ちにスポットが当たるのは大いなる本すじには何の影響もないファンサービスのようなものなのですかね。

シェシェとミミをもう見られないのは残念だけれども、八つ当たりのように死なされていた前シリーズとは違い、意味のある犠牲となったから良かったです。見せ場も多かったし。いつでも復活できそうだし。最後に一発、深海フラッシュをやってほしかったけど。