PS2『ピューと吹く!ジャガー 明日のジャンプ』。買うべきか見送るべきか三日間悩んだけど三日間悩んだことに6800円ぶんの価値が見いだせたので購入。
http://www.konamijpn.com/products/jaguar_ps2/
ボールペンにキャップをはめ続けるようなどうしようもないゲームかと期待していたのですが、普通に、出来が良くて絵や音にこだわりを感じられる変なゲームになっています。ストーリーモードは、原作のエピソードを再現した会話に合わせて喜怒哀楽に対応したボタンを押していく、『メタモルV』のようなもの。操作も快適でストレスを感じないので遊べるけどどこがおもしろいのかはわからない。原作のダウナーな笑いを再現していると言われたらそれまでなので何もいえなくて、テーマであるガッカリだけが残ります。
ミニゲーム「ニャンピョウのフエマイスター」はRPG。ゲームボーイ風の画面なのでがっかりするところだけども、同スタッフのPS2『まほろまてぃっく 萌っと≠きらきらメイドさん』のミニゲーム「まほろ伝」のファミコン風RPGと比べると格段の進化だといえます。タイトル画面でSELECTボタンを押さなくてもメニューを十字キーで選択できるし、「話す」や「調べる」のコマンドをメニューを開かずボタン一つで実行できるので、「まほろ伝」と比べるととても便利。なにより、本編と独立しているのが良いです。「まほろ伝」は恋愛アドベンチャーの中の一イベントとして組みこまれていて、1時間近くレベル上げの作業をしてクリアしないと本編に戻れなかったんだから。