アニメ『爆丸バトルブローラーズ』が先月で終了。ストーリーは起伏に富み、キャラクターはかわいらしく、敵は適度に変態で、おもしろいアニメでした。主人公の少年だけでなく仲間すべてに均等に出番があり、主人公が登場しない回や、バトルが無い回などもあり、玩具販促ものだけど自由度は高めでした。クリーチャーが具現化しての怪獣バトルはルールが最後までよくわからなかったけど主題歌がBGMになると確変して逆転勝利するのがお約束になっていたので単純に熱かったです。子供にしか見ることのできない戦いで、それを見守る保護者の気持ちを考えさせられる描写もあり、爆丸たちの会話が妙に艶っぽかったりして、大人として渋く楽しむこともできました。任侠ものっぽい演出など1980年代ぐらいの作品のパロディや、おやつのプリンがぷるぷるするだけの無駄3DCGシーンなど、映像的な見どころもありました。
日常に戻ってのエピローグがダンとルノのデートシーン。ルノよりジュリィのほうが好きなので敗北感がありました。ダンとルノが腕を組んで「完璧ィ」と言うラストシーンは、爆丸をやったおかげでモテモテだぜという体験広告みたいなイメージだと思いました。
