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ゲーム感想 PS2『女子高生 GAME’S-HIGH!!』

先週、ビックカメラで安くなっていたので購入。アイディアファクトリーのギャルゲーでしかもキャラゲーということで200%の確率でクソゲーに違いないと信じていたのにおもしろかったです。

内容はオーソドックスなギャルゲー。ログからのリスタートやシーン回想など機能が揃っていて、文章スキップも速く、設定を変更したときにいちいちセーブ確認画面になるのが鬱陶しいとか細かいことを除けばシステムは快適。

プレイヤーは教育実習生。メインキャラ6人の好感度を高めていき、最後は告白してエンディング。しっかりカップルが成立して終わります。キャラゲーの場合、原作との兼ね合いがあるから恋愛が成就せずに仲良し止まりになることが多いのに。原作のキャラクターたちがゲームオリジナルキャラに攻りゃくされるゲームって一般的にはあまり歓迎されなさそうだけど、この作品では問題無く受け入れることができてしまいます。原作の懐の深さのおかげか。バカ軍団の人たちに彼氏ができるのはむしろ喜ばしいことだと思えるからかも。ちなみに、綾乃だけは下高谷くんがいるから攻略不可。CG閲覧画面の空欄を考えると由真の妹にもエンディングがあるっぽい。

オープニングやエンディングなどのムービーはアニメ版『女子高生GIRL’S*HIGH』からそのまま流用されているので繰り返しの視聴に耐える心地よさがあり、スキップせずについ毎回見てしまいます。このゲーム、再プレイ意欲の強さはオープニングの映像のおかげで、クリア後の後味の良さはエンディングの映像の力によるところが大きいです。だからアニメ版のスタッフの名前をスタッフロールに載せたほうがよいのではないかと。