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ゲーム感想 GBA『遊戯王2006』

GBA遊戯王デュエルモンスターズ エキスパート2006』。先週、古本市場で新品が980円だったので購入。

遊戯王の実際のカードゲームを再現しているゲーム。パッケージにはアニメ『遊戯王GX』の主人公の宇宙電波の人が描かれているけど最新のDS版とかとは違いアニメのキャラクターは登場せずストーリーも無し。対局に特化した将棋ソフトみたいな感じです。

説明書を読んで初めてこのゲームのルールを知りました。これまで『遊戯王GX』のアニメを見つづけてきて、個性的なデュエリストたちがお互いの技を受けきって戦うプロレス的展開を楽しんできましたが、ゲームの内容についてはさっぱりわかっていませんでした。

カードは数千種類あり、それぞれに固有の効果が付いていて、効果と発動条件がスパゲティのように絡み合い、コンピューターに進行を任せているのにもかかわらず複雑。アニメのキャラクターたちは変態ぞろいだけど、こんな面倒なゲームに人生を賭けていればそうなるのも仕方の無いことだと思えるようになりました。現実の将棋界の人たちも浮世離れして見えるのだから。宇宙から電波を受信したり語尾に「ザウルス」を付けたり、落ちぶれて宗教に走って髪を白く染めたけどそれでも出番が無くて数学の神秘に目覚めて全裸で走り出したあといっさい姿を見せなくなったりしてしまうのも仕方無いです。

COM戦で遊びつづけてレベル5の敵まで到達。デッキ構築にこだわると日が暮れるのでカードはデフォルトのまま。これ以上は他のモードをクリアしないと進めないようなのでもう止めておくことにします。

で、ゲームのルールを把握したうえでアニメを見るとわかるのは、敵の斎王の運命を見通す力よりも主人公の引きの強さのほうが性質が悪いということ。