PS2『何処へ行くの、あの日 ~光る明日へ…~』。先日のゲーマーズ池袋店閉店セールで購入。
ループもののギャルゲー。ループした記憶が主人公ではなくヒロインのほうにあるのが珍しいです。すべてのもしものセカイを見たヒロインが、望みのかなう可能性が万に一つも無いことを思い知らされ考えを変えることでトゥルーエンドが開ける構造。後ろ向きな説得力がありました。場面が入り組んでいて回想の中で回想をやっているような構成なので再読しないと理解できないほどややこしかったけどおもしろかったです。
主人公の妹、表記は義妹だけど内容的には義理ではなく実妹のような扱いでした。元がエロゲーだから倫理的な制約があったのだと思います。PS2版はエロシーンがカットされているのだから、義妹ではなく妹という表記に直してしまったほうが趣旨に沿うのではないかと思いました。