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アニメ『リトル・アインシュタイン』

ディズニーの知育アニメ『リトル・アインシュタイン』。話数はまだあるみたいだけどテレビ東京での放送は先月で終了。4人の子供たちがロケットを乗り回して地球上の名所旧跡を冒険するという壮大なお話でした。

なんとなくメモしておいたセリフいろいろ。

  • 「お日様が沈んじゃうよ」 「お日様を連れ戻しに行こう」
  • 「ロケット、次はK2に行こう!」
  • 「とても狭い場所を通り抜けるときはロケットを細くするんだ。きゅーって」
  • 「ダバダバダー」 「今度はとってもおもしろい顔をして歌うからね」
  • 「ロケット、レーザーのこぎりを持っているみたい!」

初期のころは子供番組特有の奇想に狂気を感じておもしろがっているだけだったけど、毎回見つづけているうちになぜか不思議とだんだん感動できるようになっていきました。世界は美しく、広いけど、子供たちの想像力はそれをたやすく越えていく。それに比べて自分はなんてちっぽけなんだろう、と。

そしてロケットは高性能なのでした。エベレストやK2峰の登頂に苦労することもあるんだけど、そのあとの第13話、ロケットとの出会いを描いた過去のエピソードでは試運転のひとっとびでエベレストを越えていたりして。

  • 「ロケットを発進させるにはすごいパワーがいるんだ」 「キミも膝を叩いて」

メンバーが視聴者に語りかけてアクションを要求する双方向性もこの番組の特長でした。指揮が趣味だというリーダー的存在のメガネリーゼントの指示に従うのは癪だったけど、ダンス好きで妙に博識で黒髪でアジア系ヒロインのジューンさんにお願いされると悪い気はしないので自分も毎回毎回ロケットを発進させるためにテレビの前で膝を叩きました。

感心して「膝を打つ」という慣用句があります。逆にいえば強制的に膝を叩かされることで反射的に感動させられてしまう効果があるのかもわからんね。だとすると恐ろしいアニメです。

DVDは5月に発売予定。ジューンが困り顔をこっちに向けて「DVDを買いに走って! 早く!」と訴えかけてくるCMがもしもあったなら即買います。