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ワンワンセレプー それゆけ!徹之進 #14~#21

犬アニメ『それゆけ!徹之進』。まだ商品展開も始まらない段階なのに基本設定や各話の整合性などがどうでもよくなってきてしまったようでおかしいです。最初からおかしかったような気もします。

第14話「てつのしん恋をでっちあげる」

インドのマハラジャの子であるラシッドと、犬楽園のビクトリアが惹かれあうお話。マハラジャの恋人選びでドタバタしたあと、身分っていうか種族の違うふたりの悲恋がしっとりと描かれる展開。ラシッドがビクトリアの残り香を嗅いで「犬臭い」と言う繰り返しのギャグがところどころに入って感動に水を差すのが絶妙な余韻を残していました。「犬臭い」のがOKなのかダメなのか。

ヒルズという舞台設定の妙。象を乗り回す金持ちなインド人とかカリスマトリマーとか、出オチとしか思えない濃い人たちが準レギュラーとして近所で暮らしていても不自然さが全くないです。八本木ヒルズは東洋の魔窟。

第15話「てつのしん白金に行く」

犬が身体を売るお話。シロガネ側の犬の闇世界が登場。ヒルズの犬楽園のような野良犬の集まりではなく、お金持ちの飼い犬なのに金儲けをしていて何かを企んでいるとか。そこのボスが典型的な悪役っぽく猫をなでていてどうしようかと思いました。犬なのに。

ルミや陽子が育ちの良さを発揮して黒金の嫌がらせを回避。犬山家の人たちの印象がちょっと良くなりました。日ごろの行いが悪い人がたまに良いことをすると目立つ法則です。

第16話「てつのしん格闘する」

徹之進が賞金目当てで格闘大会「GO-1カップ」に出場するお話。格闘の描写がかっこよかったです。第21話のサッカーの話も同じく。アクションのセンスが地味に良い作品です。

ゲストキャラは格闘家のシルコ・ニルコップ。深みのあるおもしろいキャラクターでした。祖国を背負い、正義感が強く、強さだけでなく弱さややさしさを兼ね備えていました。

「一度タッグを組んだ相手とは生涯の友となる」「でないと条例違反で捕まってしまう」

というか自分は日本語がカタコトなキャラクターが大好きです。

しかし、格闘ネタだなんて、タイムリーというか、このアニメが呪われているのか、呪いを発しているのか。

第17話「てつのしん探偵になる」

徹之進が探偵事務所を開くお話。相談の電話をかけるルミちゃんの後ろ姿のシーンで終わるのが小粋でした。

オオアナという犬が登場。勘の悪さを徹之進に逆用されて活躍。徹之進たちは犬なんだから、もう少し嗅覚の良さを活用したほうがいいと思います。

第18話~

溜めすぎました。書ききれないので別の日につづく。第18話「てつのしん母を訪ねる」は最高傑作。

あと、第20話に登場したさわやか西川口選手がさわやかでおもしろかったです。ちなみに、西川口はあんまりさわやかではないです。google:西川口