テレビ朝日の日曜朝の女子向けアニメ『明日のナージャ』が最終回。題名の「明日の」って何だろう、『あしたのジョー』をリスペクトしているのか？とずっと気になっていました。最終回では「明日」という言葉が頻繁に出てきてテーマっぽく語られていました。明日を自分で決めて生きて行けよ女の子、という。
でも、ナージャのこれまでの珍道中は、明日の成功が約束されているもののように見えました。ナージャって、言動が小生意気でむかつくけどなぜか魅力があるという十二国記図南の翼の供王をちょっと無能にしたようなキャラだという印象でした。十二国記風に言うと「王気」が出ていたので、苦境に立たされる展開になってもどうせ「明日 なんて いつも なるように なる なる」のだろうという安心感がありました。偉人伝を見ているかのようでした。
あとタイトルロゴの輪郭が油性ペンで上からなぞったような線なのがずっと気になっていました。
