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NHK『早押しクイズ アナドレズ ~やっぱり犬が好き~』

2003/08/21(木)

昨日の夜、NHKで放送された番組『早押しクイズ アナドレズ ~やっぱり犬が好き~』が奇妙だった。変にNHKっぽいというか、狙ってクラシックにしているような雰囲気で、突っ込みどころ満載だった。今考えると、タイトルも変だ。犬って。内容を簡単にまとめてみる。

犬の専門家三人と一般の愛犬家九人が早押しで対決。 視聴者にはあらかじめすべての問題が表示される。

解答者は全員、「考える人」のようにほおづえを付くポーズで待機。

早押しの解答権は、なぎなた五段の審判員が目で見て判定する。

合計点数は巨大なそろばんを使って表す。

正解・不正解の判定音声はノーベル物理学賞小柴昌俊さんの声。小柴さんが画面右上に表示されて「正解です」「ご名答」「その通り」と言う。

ゲストは舞の海さんと増田明美さん。この二人が予想士としてプロとアマのどちらが勝つかをコメントし、「相撲で言えばがっぷり四つですね」「マラソンで言えばラストスパートですね」と言う。

結局、プロチームが勝利。賞品は「金の骨」。愛犬家チームには「銀の骨」が贈られた。「トリビアの泉」の「金の脳」を超えるいらなさ。九人の愛犬家は一本の銀の骨をどうするのだろう。

その後、照明が暗くなり、女性アナウンサーが、犬にまつわるちょっといい話を五分間ほど朗読。憂鬱な五分間だった。観客の一人があくびをしていた。ラストは出演者全員がスタジオに放たれた犬とたわむれてエンディング。

一問ごとに小柴さんが表示されることと、朗読コーナーのどうすればよいのかわからない感じがおもしろかった。司会の内多勝康アナウンサーの表情は終始インチキくさかった。

この番組、夏休みの特別番組だったようだ。次の放送はあるのだろうか。「今回はそろばんを使って得点を表示します」と言っていた。次回は何を使うのだろう。

2003/12/16(火)

NHKのクイズ番組「アナドレズ」の新作が放送されていた。『難問即答 アナドレズ ~やっぱり米が好き~』。八月に放送された『早押しクイズ アナドレズ ~やっぱり犬が好き~』は変な番組だったけど、今回はセットが派手になって、ルールも少し洗練されていて、普通のクイズ番組に近づいてしまった。残念。でも、最大の見どころである小柴さんの正解判定システムと朗読コーナーが健在だったので良かった。冒頭の、金ピカのスーツを着て稲穂を持ちつつ安生洋二のような不敵な笑みを浮かべている内多アナはおもしろかった。