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日記。アニメ感想とかゲーム感想とか。自分用メモ。フッターにある「日記内の検索」を使うと便利。

映画『映画 かみさまみならい ヒミツのここたま』『映画 たまごっち』

『映画 かみさまみならい ヒミツのここたま 奇跡をおこせ♪ テップルとドキドキここたま界』と同時上映『映画 たまごっち ひみつのおとどけ大作戦!』を観に行ってきました。子供向け映画を一人で観に行くことに恥ずかしさも何も感じなくなっています。親の世代になったからでしょうか。

たまごっちは短編。『激突!』ばりのカーチェイスの前半、レギュラーメンバーの中に何の説明もなく新キャラがいて戸惑いました。にじふわっち。声は大久保瑠美さん。かわいい。

たまごっちのアニメが好きなので新作を見ることができてうれしかったです。後半はパーティーの場面でこれまでのキャラたちがモブとしていろいろ出てくるので目を高速で動かして好きなキャラを探す感じでした。

映画ここたまは、のぞみとビビットが助けに来るシーンがかっこよかったです。あと、ここたま界の設定が明らかになったので良かった。安心してテレビシリーズを見られるようになりました。ここたま界は本当にあったんだ。たま仙人は本当に偉かったんだ。残念なのは一ノ瀬君の出番が無かったこと。

上を下への大騒ぎ

「上を下への大騒ぎ」という慣用句を「上や下への大騒ぎ」と間違えている人が多いという国語調査のニュースを見て自分は「上へ下への大騒ぎ」だと思っていたわーと思ったがそれはデ・ジ・キャラットの「てんてこまいまい」の歌詞がそうなっているからでそもそもそれ以外では聞かないからだ。

ゲーマーズのポイントカード

久しぶりにゲーマーズで買い物をしたらポイントがゼロになっていました。有効期限は最後の利用から2年らしいです。過去のレシートを調べてみたら、2年前に累計ポイント182点、有効期限2016年5月1日となっているのがありました。おしいです。それを最後にゲーマーズを利用していませんでした。182ポイントというのは現金に換算したらたぶん1万円ぐらいのものです。価値的にはたいしたことはありませんが自分にとっては大きな出来事です。

運命的なことを書いておくと、虫の知らせのようなものがあったのです。『ラクエンロジック』というTCGを買いに行こうと思っていたのです。2カ月前に統合失調症になったとき、いろいろな思考が頭をぐるぐるする中で「運と論理の TCG だから Luck & Logic で楽園ロジックだなんてとてもすてきな題名だ」と思ったのです。さらに入院中、病棟で話し相手になってくれた男の子の患者が月刊ブシロード読者で、ラクロジのアニメの話が何度も出てきました。だから記念とお守り代わりに1パックぐらいは買っておこうと思っていたのです。TCGを買うとしたらゲーマーズに行ったはずです。入院中の外泊期間にゲーマーズ近辺に寄りました。そのとき買い物をしていれば悲劇は偶然避けられたのです。

かつての自分はゲーマーズ大好き野郎でした。1999年にTCGアクエリアンエイジ』のベータ版を買いに行ったのが最初で、そのとき小冊子「フロムゲーマーズ」をもらって読んでマスコットキャラクターのデ・ジ・キャラットにはまり、1週間に一度ぐらいの頻度で各店に通っていた時期もありました。最近でも大宮のアニメイト系のオタクグッズ店が並んでいるあたりにはよく行っています。でもゲーマーズで買い物はしなくなっていました。近くにヨドバシカメラができたので CD などはそっちで買うようになっていました。フロゲーも近年は読まなくなっていました。判型がころころ変わってコレクション性がない。デ・ジ・キャラットの原作「げまげま」が載らなくなっていて終わったのかどうなったのかも知らないです。アニブロゲーマーズの名称がゲーマーズに戻っていたのも知りませんでした。

もう、特にゲーマーズを利用する意味はないのでこれで自分のゲーマーズ利用歴は終わったといっていいでしょう。2年前に木戸衣吹さんのブロマイドをポイント交換し、昨日、ラクエンロジックを1パックだけ買ってポイントの消滅を確認して終わりました。感慨深いです。ポイントカードは常に財布に入れていたけどこれを機に外しました。ポイントカードとレシートとラクロジのパックは宝物箱に入れました。

ぴちぴちピッチのこと

芹澤優さんが以前ラジオで「ぴちぴちピッチが好きで変身コスチュームも持っていた」と言っていました。木戸衣吹さんは以前ブログか何かでぴちぴちピッチが好きだったと書いていました。「i☆Ris」の芹澤優さんと「every♥ing!」の木戸衣吹さんといういま自分が注目しているアイドル声優ぴちぴちピッチ好きだということはいまの声優アイドル業界はぴちぴちピッチが作ったといっていいです。

アニメ『マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ』。放送時期は2003年で、続編の『マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ ピュア』が2004年。自分たちは変わらずボンクラですが、当時のメイン視聴者層であるリアル女児たちは十代後半となり若手人気声優へと育っているのですね。ツイッターで検索しても当時リアル女児だった人たちの思い出語りを多数観測できます。もうそんな年月が経っているのです。

アニメ史的には、セル画からデジタルに移行して音と映像を合わせやすくなったことにより音楽アニメが作りやすくなった土壌があるよねぐらいのものでしょうか。ぴっちは毎回の歌のシーンをバンクシーンの多用で乗り切っていました。その後は3DCGが発達してキャラクターが歌やダンスやふりふりの付いた服の着替えを比較的簡単に行えるようになりアイドルアニメが流行って現在に至る。

監督はふじもとよしたか氏。数多くのボンクラに愛されるアニメを作る人です。シナリオは女の子の心情を表現することが第一でキャラの位置関係などは二の次となりダイナミックな展開が繰り広げられていました。そんな愛すべきアニメでした。

2000年代。アニメ感想サイトがいろいろあった時期です。ブログなどはいまのほうが多いだろうけど何か違う感じです。あのころのネットの人たちがアニメ論壇から足を洗ってしまう前に、ぴっちのことをトップクラスの名作として挙げている、ぴっちを見て本気で感動して泣いてしまったりしていた我々ぴっちオタの人たちは、いまこそ何かぴちぴちするべきだと思うのです。

ブラウザゲーム『リング☆ドリーム』をやめました

2カ月近く入院したことにより、一日一回ログインボーナスとか期間限定ログインボーナスとかがあるネットゲームが継続できなくなり、どうでもよくなって全てやめました。でも唯一気になるのがブラウザゲーム『リング☆ドリーム』です。

リングドリーム通称リンドリとは、女子プロレスを題材にしたブラウザゲームです。ゲームシステムとしてはよくあるやつなのでお勧めしない、とユーザーのほとんどは言うようなやつです。魅力は原作者がほぼ毎日シナリオを更新していること。Web 連載マンガを読むような感覚で楽しめます。20年前のタイトルが今も原作者の手によって更新されているなんてそんなブラウザゲームは他に無いのではないでしょうか。

アクティブユーザーは一万人ぐらいしかいないのではないかと思います。定期的に対抗戦イベントがあり、ユーザーの頑張りによってキャラの試合の勝敗が変わり、結果に沿って新たなストーリーが生み出されていきます。ユーザーの半分が負けの屈辱を味合わされることになるのです。それでもユーザーのコミュニティの雰囲気が荒れることは多くない、というのも特徴ではないでしょうか。プロレスという題材の強みだと思います。イベント後、試合内容はそれぞれの想像に任せられます。シナリオでは主に控室での出来事が描かれ、リング上では何が行われたのか、観客は各レスラーのドラマをどの程度見せられているのかなどは不明です。ゲームシステムがよくあるやつだからこそユーザーの想像に任せられる部分が大きいのかもしれません。これがもっとしっかりしたゲームだったら想像の余地が狭まっていたのではないでしょうか。プロレス観は人それぞれです。例えば、昔の女子プロレスが好きな人はチャンピオンベルトを重要視して負けたら引退してしまうような覚悟で考えているでしょう。でも最近のプロレスファンはベルトをもっと流動的なものと捉えているはずです。

自分が辞めても微課金ユーザーなので大勢に影響はないでしょう。ツイッターなどにときどき感想を書くぐらいのかかわり方でした。2ch は対抗戦イベントが始まったころから書き込みが増えて読み切れなくなったので見なくなりました。でもツイッターは適度な話題量なので「リンドリ」などの関連ワードで検索してほぼすべて読んでいました。参加イラストレーターの方々も含めリンドリ愛を感じるツイートが多く見られ楽しめました。むかつくこともありますが、「確かにリンドリはクソゲーだし運営もポンコツだけどリンドリの悪口を言っていいのは俺たち熱心なユーザーだけなんだよ!」という謎のリンドリ愛がありました。いちばんニヤニヤするのが、ゲームを止める宣言をして悪口を吐き出したあと数週間で復帰する人を見るときです。「結局やめられなかったのかよ」と。

ニコ生での公式生放送も面白いです。底の知れない原作者・でいしろう先生と、ダメ社会人ぽいけど変な企画を次々と実現させてしまう松田プロデューサーは名コンビです。放送自体はユーザー生放送以下のクソ放送で、序盤は映像が出ず黒画面だったり、だんだんカメラが斜めになっていって倒れたり、イベントに立ち寄ったイラストレーターが打ち合わせ無しで出演させられそのまま数時間司会者の立場になっていたりなど自由でした。富士登山バンジージャンプなどフットワークの軽さも魅力でした。主に平日木曜日昼間の配信に集う500人程度の視聴者たち。そのうちの一人が自分です。たぶん全放送の7割ぐらいは生で見ていました。コメントが読まれることも多かったです。

格闘技のリングは四角いのになぜリングというかというと、戦いを見守る人の輪が元だからだそうです。そしてドリームとは夢のことです。リング☆ドリーム、楽しかったです。いまはネットゲームをする気になれませんが、気が向いたら再びログインしようと思います。シナリオのアーカイブは公開されているし、ゲームシステム的にもブランクのあるプレイヤーがついていけなくなるようなバランスではないのですんなり追いつけるはずです。プロレス興行の第3回があればあれば行きたいし。自分がツイッターに再びリンドリの感想を書くようになったら、この記事を読んだ人は「結局やめられなかったのかよ」とニヤニヤしてほしいです。ありがとうございました。

追記。2カ月ほどで復帰しました。