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ぷちこ声優オーディション 最終公開審査

デ・ジ・キャラットぷちこ・新うさだ役の公開オーディションを観に行ってきました。会場は新宿FACE。観客は400人ぐらい。イス席でじっとしながらぷちこのにゅにゅにゅにゅ言う演技を聞くなんて気恥ずかしいことこの上なかったです。それなのに候補者9名は堂々としたものでした。新でじこ役として登場した明坂聡美さんのほうが緊張しているほどでした。それ以上に傍目から見てもわかるくらいガチガチだったのが審査員のコゲどんぼさんでした。自称引きこもりでマイクでしゃべるのが苦手だという。

審査員はコゲどんぼさんと坂本裕介さんと上松範康さんとブロッコリーの平光さんの4人。特別審査員に明坂聡美さん。観客にも投票用紙が配られたけど得票の詳細は発表されませんでした。司会は中山恵里奈さんとブロッコリーの中田氏(ぽや)。結果発表後にはブロッコリーの上田社長が出てきてあいさつ。足元がおぼつかない感じの新でじこの着ぐるみも登場。というわけで、ブロッコリーのステージイベントを観るのが久しぶりなこともあり、いろいろ珍しい人を目撃できました。GA2の発表会とあわせて中山恵里奈さんが3時間近く出突っ張りだったこともレアでした。

オーディションは1人5分間。自己紹介、セリフ読み(ぷちこうさだ)、自己PR(歌など)、質疑応答。自己PRでは5名が「Welcome!(ぷちこバージョン)」を歌っていました。質疑は「ぷちこオーディションブログ」の内容をもとにしての司会とのトーク。審査員からは好きな声優・アニメ・アニソンを訊く質問が多かったです。

9名全員、ぷちこの演技は旧ぷちこに似せてきていました。ライブ感を差し引いて考えても上手いものでした。ぷちこの物まねってそんなに簡単なのかと錯覚して家に帰って少しやってみてしまいそうになるほどでした。うさだのほうはもともと予定外で声質が違うこともあり、旧うさだの口調を再現している人は居ませんでした。投票はどれも甲乙つけがたく悩みました。逆にいえばいまいちピンとこなかったということ。これまでのブロッコリーの公開オーディションとは違い、ほぼ全員が無名で、キャラクターはおとなしめ。『クロスワールド』のときの阿澄佳奈さんのような飛びぬけて目立つ人は居らず、次代の大物の出現を目撃しちゃった感はありませんでした。

悩んだ末、オーディションの意義自体にも悩んだ末、最年少の津越さんと最年長の水野さんに投票。年齢差があったほうが話が広がりやすいだろうと思ったので。結果、ぷちこ役は坂元菜緒さん、うさだ役は矢澤りえかさんに決まりました。

オーディション中に書いたメモ。

坂元菜緒さん。昔からのぷちこ好きをアピール。オーディションを受けるのは初めて。自己PRは「Welcome!(ぷちこバージョン)」。●●大学なのになぜ声優を目指すのかという質問を上松さんがしたために在学校名が判明してしまったけどいいのだろうか。趣味は道に迷うこと。この道は正しいのだろうか。

矢澤りえかさん。うさだの演技がいちばん独特で声が出ていました。自己PRはD.U.P.の「READY→⇒→GO!」。趣味はお城巡りだそうで、名城の多い愛知県出身の中山さんと意気投合していました。書道が得意で、いちばんよく書く文字が「伊達政宗」。曰く、「伊達政宗公を崇拝しているということです」。コゲどんぼさんが珍しくコメント、2次審査のときに着ていた白いニットのワンピースがすごい好きだったので着てきてほしかったという。

個人的には納得のいく結果です。今後の展開としては4月ごろにラジオが始まるそうです。2人とも明坂さんと同じ20歳だけどトークでは明坂さんがへこまされることになりそうな予感。

結果発表前に、新でじこ役の明坂さんが「Waiting!」と「Welcome!2008」を歌唱。1回転したりする振り付き。明坂さんの時代の到来を目撃した感がありました。司会の中山恵里奈さんが意識的に普段と違う「明坂さん」という丁寧な呼び方をして緊張を煽っていくのがおもしろかったです。