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ゲーム感想 N64『風来のシレン2』

いまさらですがニンテンドウ64を買いました。次世代ゲーム機に手を出したい気分になったので。ソフトは数年前に各地の処分セールでいろいろ確保済み。本体はあとで買えばいいやと思っているうちに現在に至る。そんなわけで、この数カ月間ずっと『風来のシレン2』をやっていました。あとバープロ。ゲームをやるのにも体力が要る年頃になってきたけど、シレン64は電源を入れてロード時間など皆無で起動ロゴもスキップして4秒ほどで即プレイできてオートセーブでいつでも止められるので便利。深夜アニメを見たあと次の番組までの合間にちょっと遊ぼうとしてそのまま徹夜したりして辛いんだけど止められない。

ブックオフでこうりゃく本を100円で買ってあるのでエンディングまではミス無しでクリアできました。むしろそれからが本編で、最高の城を作るとか装備品集めとかモンスター集めとかいろいろやることがあるけどアイテム持ちこみOKのダンジョンは後回しにして、アイテム持込不可で99階がゴールの、トルネコでいうところの「もっと不思議のダンジョン」である「最果てへの道」をやり続けていました。これが難しかったです。今年の夏、主に行った場所といえば、最果てへの道、ということになります。

発売された当初、友達の家に入り浸って遊ばせてもらっていたときは、アークドラゴンが居るあたりまでは楽に行ける印象でした。でも、今やってみると低い階層でもぽろぽろ死ねます。敵がレベルアップしていることに気付かなかったり、自分が瀕死なことに気付かなかったりなど、凡ミスで。99階まで行くのには平均で8時間ぐらいかかるんだけど、深夜で眠いせいか、戦闘力が衰えたせいか、3時間ぐらいで集中力が途切れてしまいます。中断して翌日に持ち越してみると、緊張感が途切れていて、再開した途端にうかつな行動をしてあっさり倒される。20回に1回ぐらいはアイテム運のいいときがあって、マルジロウ系やケンゴウ系でアイテムを稼げて泥棒も楽に成功して序盤の段階でクリア確定な気分になることもあるんだけど、そうするとどうしても気が緩んでやられる。自分の攻撃は必ずミスをするし歩いた先には必ず罠があるというように、つねに最悪の状況を想定して石橋を叩いて渡るように進むべきなのに。うちのシレンはマゾだから困る。そのうえ貧乏性。盗癖も。

最果てへの道はシレンの下宿先の店の厨房が入り口だから、シレンは店の外へ一歩も出ずにダンジョンへ行く。倒されると暗転して朝になって自室で目覚める。一回の冒険で一日経過していると考えると、うちのシレンは何カ月も外へ出ていないことになる。端から見れば立派な引きこもりだ。逆にいえば、世の引きこもりの人たちは、迷宮で冒険を繰り広げている最中なのだろう。最果てを目指して。

超不幸の種に何度も騙されて自己嫌悪に陥ったりしつつ、先日ようやく99階に到達しました。パコレプキンの腕輪で壁の中から一方的に攻撃していくという姑息なプレイスタイルでした。初プレイから2カ月かかったので感慨深いんだけど、たどり着いた先は、なんというか、がっかり観光地でした。鬼の楽園が待っているという噂があったから、今作のヒロインである鬼っ娘のキララが温泉に入るようなイベントがあるに違いないと思って過剰な期待をしていたのに。

とりあえず一段落。装備品集めやモンスター集めも楽しそうだけど1000時間ぐらいかかりそうなので止めておくことにします。そういえば、シュテン村の子供たちが行方不明のままだけど、まあ、いいか。