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ナツコン

ナツコン」を観にいってきました。アニメ『ぴちぴちピッチ』脇役声優陣の自主企画として過去2回行われたライブイベント「Voice in the Live」が形を変えたものです。

今回の会場は新宿FACE。去年と比べて客が増える要素が無いのに規模が倍増しているなんてどんだけ強気なんだよと思っていたのだけどフロア後方のテーブル以降の席は招待席でした。マーメイドプリンセスのうちの誰かひとりくらい来ているかもしれないので帰りにウォッチしておこうと思ったけど忘れた。一般の観客数はこれまでと同じくらい。半数近くが当日の物販の「夏魂」Tシャツを着ていました。

ぴっち関連曲は3曲。まずはブラックビューティーシスターズの「闇のバロック」。昨年は下屋則子さんがスケジュールの都合でお休みだったため久しぶりの水揚げです。「イッツショータイム!」→「深海フラッシュ!」→「黒い誘惑はいかが?」という一連のセリフの流れは何度聞いてもテンションが上がります。そして、もはや貫禄すら感じられるようになった小暮英麻さんの「オーロラの風に乗って」。家で練習していたら近所から騒音の苦情がきたという話がおもしろかったです。最近はカラオケに入ったから良かったとか。最後のアンコールで「KODOU~パーフェクト・ハーモニー~」。集団でいちばん盛りあがりやすい名曲です。

メインイベントは、小暮さん以外の出演者が結成したバンド「Cri☆siS」のお披露目でした。各メンバーのネットラジオや日記などでの話を総合すると、昨年末、下屋則子さんが思いつきで「ギター弾きたい!バンドやりたい!」と言い出したことが発端のようです。土屋実紀さんがボーカルを担当。キーボードは小島めぐみさん。幼少時代から10年ぐらいピアノを習っていたらしい。ドラムは石塚さよりさん。ドラム暦がわからないけど経験者なのかも。ベースは土屋さんの業界外の友人だとか。下屋さんが本格的にギターの練習を始めたのは今年の3月。

「学芸会を観に来る保護者の気持ちで暖かく見守って」と下屋さんは言っていたけど、土屋さんは2月に声優ではなく音楽活動中心の事務所に移籍したそうだから本職ボーカルといえるわけで、しっかり聞けるバンドになっていました。今回はカバー曲のみだったけど、これからは、こじまめさんが作曲を担当するとか。このバンドの今後は、リーダーである下屋さんのやる気と、こじまめの作曲能力にかかっているといえそうです。

和気あいあいとしたイベントでした。会場が広くなったせいか、席が後ろのほうだったせいか、第1回のときのようなぬらぬらぴちぴちした一体感は感じられなかったけど、そのかわり、出演者各位の今後の活躍を期待したいような、さわやかな後味が残りました。これが、夢のその先へ、か。