アニメ『遊戯王GX』第120話。三沢大地が再登場。シリーズ2年目の中盤に敵側に寝返って髪を白く染めたけど特にスポットは当たらず、そのあと制服を脱ぎ捨てて全裸で走り出したのを最後にいっさい画面に姿を見せなかった彼が。半年ぶりに。量子力学の実験中に異世界へワープしていたそうです。出番が無かったのではなくリアルで行方不明だったのですね。そのわりに、久々の再開でも驚かれず仲間たちに自然に受け入れられ、話はさらっと次の展開に移行していきました。こういう場合、「おまえ誰だっけ？」「ギャフン！」というようなやりとりがあってもいいはずなのに。ワイルドな風体になったうえに顔に変な形の日焼けの跡まで付いていて突っ込みどころも多いのに。相変わらず芸術的なスルーをするアニメです。次回予告を見た感じでは以降の活躍も無さそう。パワーアップして前線に復帰するわけではなく、ただ単に異世界を解説するだけの役割なのですね。
三沢が再びメインイベンターになる時が来ると自分は信じています。作中で語られる戦いの哲学はどんどんスケールアップしているけど、宇宙の神秘も恐竜の歴史も闇の深さも精霊の不思議も人の心もすべて数学で解明できるはずです。
