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日記。アニメ感想とかゲーム感想とか。自分用メモ。フッターにある「日記内の検索」を使うと便利。

ウィンターガーデン

昨年末に放送されたアニメ『ウィンターガーデン』。深夜のオンエアをリアルタイムで観れなかったので録画しておいたけど、大人になったでじこというコンセプトはどう考えても強力すぎ、視聴にはすごいパワーが要るのでずっと放置していました。サントラを聞きつつイメージトレーニングを繰り返した結果すべての状況に対応できるだけの準備が整ったので1カ月遅れで後編を視聴。

後編は、前編とは違っていつものやつで、安心して楽しめるものになっていました。前編がただならぬ雰囲気だったのはキャラの名前を伏せておく仕掛けの影響だったのかも。主人公の女の子が、デ・ジ・キャラットという無敵の少女だった過去を良い思い出にして暮らす、無常感の漂う話になるのかもしれないと前編を見た段階ではちょっと恐れていたのだけど。

全体としては、でじこのアニメ史上最長の尺を使ったエピソードだった割には無難な番外編的な内容で、でじこさんやぷちこさんはかわいらしいですねということを再認識させるだけに留まっていました。それは前世紀からわかりきっていたことです。

あと、でじこがおしとやかになったのはプリンセス修業の成果に違いないのでやっぱりあかり先生は偉大だとおもった。

都会に馴染んでおしゃれになっていくでじこ、それをニヤニヤしながら見守るんだけどなんだかんだ言ってまだまだところどころ「お子」なぷちこ、という関係は、ラジオ「でじこのへや」が放送されていたころの真田・沢城本人たちのやりとりそのもののようでした。4月発売予定のDVDには桜井監督・真田アサミさん・沢城みゆきさんのオーディオコメンタリーが付くらしいのでそんな舞台裏の話も楽しみ。

サントラCD、「ウィンターガーデンサウンドコンプリート」。やっとAmazonにジャケットの画像が載ったので貼る。

で、『デ・ジ・キャラット』は最初にTBSでアニメ化したあと、子供向けに全国放送するためにテレビ東京(大阪)に移ったという経緯があるけど、数年間を開けてふたたびTBSに権利が戻ったのだろうか。今回のアニメ化はTBS側の人が持ちかけた企画らしいし、TBSならまたワンダフル枠みたいなニッチな放送枠ででじこがひょっこり再アニメ化される可能性も無くは無いかも、と期待。