柊先輩の本性を知って落ち込んでいたウタちゃんが元気を取り戻すお話。奏やマイメロ、真菜など、ウタちゃんを見守る側のキャラが活躍。何も告げずに戦いに赴くヒーロー的なかっこよさ。今まで謎だった奏と柊の関係も明らかに。真菜の「飛び出す駆パンチ」、一度受けただけでマイメロの必殺技を覚えた真菜。
クロミはマイメロに勝ちたいからダークパワーを集めているだけで、ダークパワーが発動したら世界がどうなるかをわかっていないっぽいです。とりあえずの問題として、夢の扉を開くシーンでダークパワーの高まりとともに増してきた柊先輩の露出度がギリギリです。
「先輩のバカぁー！」
ウタちゃんが柊先輩への想いを振り切って言ったセリフ。この「バカー」はこれまでウタちゃんが各方面に繰り返しわめき散らしてきた決めゼリフです。歌バカです。ウタちゃんがもっとも輝く瞬間です。「バカー」という単純な思考停止ワードが柊先輩への宣戦布告として大きな意味を持つ言葉になる、脚本の説得力にメロメロしました。
その他、今回のほとんどすべてのセリフがこれまでのエピソードをふまえたものになっていて、痒いところに手が届く感じでした。いちばん感動的だったのは白山。マイメロへの愛着心が黒音符の力に打ち克っていました。
