バレンタインデーのチョコを渡す相手を巡って各キャラがドタバタするお話。毎回、何かわからない大きな見えざる手に対して無謀な戦いを挑んでいる感のある徹之進だけど、今回は無難にバレンタインデーを享受していました。バレンタインデーはお菓子メーカーの陰謀だとかいって茶化すこともなく。小ネタの中では犬ゾリがおもしろかったです。
種族の違いを越えて飼い主のルミちゃんのことを愛してしまっている徹之進はルミちゃんにチョコを贈ることを決意。原料のカカオを採りに南米のベネズエラへ。津軽海峡にマグロを捕りに行った第4話であれだけ心配されたのに、この犬は！
今回初めて、ルミの通う学校のようすが描かれていました。ライバルのお嬢様は徹之進の変身した姿だと知らずにセレブナイトに一目惚れ。犬嫌いだった校長先生は40年越しの恋が実ったことで今後は犬好きになるのでしょうか。この女子校がシリーズ構成的にどういう位置付けなのかさっぱりわからないというか何も考えてなさそうで今後が楽しみです。
最後は、種族の違いを超えて徹之進を愛してしまっているカリスマトリマーのゲイリー鎌田が再登場して徹之進に迫る、キャラオチ。
ルミ「今日は女の子が男の子にあげる日なんだよ？」
ゲイリー「やだ、わたし心は女よ」
ルミ「ああ、そっかぁ」
徹之進「もうバレンタインなんてこりごりだー」
いや、「そっかぁ」じゃなくてもっと考えるべき問題はあるだろう、と。
