相坂さよのモノローグが大量で喋りっぱなしで何リピュアですかこれは。
さよの妹は、花壇が石蕗の花でいっぱいになったら母が帰ってくると願を掛けた。さよはそんな妹の花壇を雨の日にも守ってあげていた。ほどなくしてさよは死んだ。
そして現代。地縛霊となって現世に残っていたさよは、花壇がツワブキの花でいっぱいになっていたことを知る。さよの妹が花壇に刻んだ「おかあさんがかえってきますように」という願いには、「おねえちゃん」という文字が書き加えられていた。妹の願いどおり、さよは帰ってきた。妹は幸せになったのだろうか。
それにしても学院長の人、義務教育のころに好きだった人が文集に載せた短歌を老いても暗誦できるなんてキモピュア。