http://www.konamijpn.com/products/mahoro/
PS2『まほろまてぃっく 萌っと≠きらきらメイドさん』。主人公の優さんになって、おなじみの仲間たちと南の島で6日間の合宿をするアドベンチャーゲーム。システムが不親切で既読スキップなどが無いからギャルゲーとしてはおすすめできないけどキャラゲーとしてはおもしろいです。ゲームオリジナルヒロインの声は金田朋子さん。
当たり前のように千鶴子と行動を共にし続け、千鶴子エンドに進みました。でも、原作との兼ね合いがあるから、お互いに好きだとは言いだせず、親友ということで握手して終わり。消化不良だけど、中学校2年生として楽しい夏休みを過ごしたという感じはしました。
4種類あるミニゲームはどれも力が入っていて無駄におもしろいです。3Dアクションゲームの「ばとるまてぃっく」は、タックルから連続攻撃したあと銃で追い撃ちなどができて気持ち良いです。その他は、メタルギアソリッドのパロディでまほろさんがダンボールをかぶってピョコピョコ進むゲームと、専用コントローラーにも対応しているらしいビートマニア、そして、まほろ伝。
この「まほろ伝」は驚きでした。ドラクエ1みたいな古めかしい画面のRPG。クリアまで1時間近くかかるのでアドベンチャーゲーム内のミニゲームとしては苦行だけど、クリア後に遊べる迷宮探索編はバランスが良くて楽しめました。防御や回復アイテムの使いどころで悩む、RPGの基本を思い出させてもらえました。つちのことしんりゅうを倒せていないけど、まあ、いいや。
このゲームをデザインした人はいい意味でおかしい。同じくコナミジャパンから発売予定の『ピューと吹く！ジャガー』のゲームにも同じ匂いを感じる。
