こどもの日。『ブロッコリー ザ ライブ II in 大宮ソニックシティ』の日。大宮は歩いて行ける距離。いつもふらふらしている街に、デ・ジ・キャラットのTシャツを着た人や、イヌ耳白衣の人、黒っぽい女の人たちなどが朝からちらほら見かけられる光景は、異世界に迷い込んだときのように奇妙。
午後、いつもみんなが振っている光る棒を自分も使ってみようと思い立ち、買いに行った。100円ショップに売っているらしいけど見つからない。スティックのりしか見当たらない。店員にペンライトって聞いてもペン型ライトを渡される。もっと、ピカピカで、キラキラしているものですわ! と思ってデパートなども探してみたけど無い。スティックのりで代用しようかと思った。冷静になって考え、あれはパーティグッズだと気付く。パーティグッズといえば大宮ロフト。東口に行ってみると、あった。大きなものから小さなものまで各種取り揃えられていた。きらめき見つけた! サイリウムっていう名前だったのか! そんな開演10分前。
デパートのおもちゃ売り場にはゴムダンステッピーなどのデジキャラットグッズが入荷されていた。ついにここまで来たか。女子向け玩具売り場にデ・ジ・キャラット、と感動していると、遠くで新谷良子さんの声が聞こえる。プラレールの宣伝ビデオだった。青空エネルギーが停止して危機に陥るところまで見た。
で、ライブ。いちばん安い2階席のチケットだったけど、ステージだけでなく会場全体まで見渡せた。どの席でも見づらいことは無かったと思う。さすが大宮が誇る世界のコンサート会場・大宮ソニックシティ大ホール。
序盤のG.G.F.とプリエールは、まだまだ、がんばって! と見守る感じ。G.G.F.はそれぞれの役割がはっきりしてきた。プリエールは、歌の時は空気を読まないほど踊りまくるのに、トークの時は普通の小学生コメント連発で、その落差がおもしろい。
続いて新谷良子さん。登場時の高速回転はFunta直伝っぽい。緊急ゲストの沢城みゆきさんが呼び込まれ、デュエット曲「はなまるワンダフル」。脇の下を伸ばすストレッチのような振り付けを、会場の前の方のお客さんは2人ずつ組になって真似していた。上から見ていると壮観。新谷さんは「ピンクのバンビ」も歌った。
次は高橋洋子さん。これだけでチケット代の元はとれた。自分は、「ざっんっこーくーな」の「ん」の部分で跳ぶということを今日の課題の一つとして強く意識していたのだけど、やっている人は少なかった。
そして、ブロッコリーの木谷社長とD.U.P.着ぐるみ(新バージョン)が登場。一昨日と同じように新素材タオルの宣伝をしていたが、それがなんとなくおもしろい理由がわかった。客をホールに集め、おじさんが出てきて商品を説明し、妙に盛り上がる感じがキャッチセールス臭いんだ。最近の社長はやけくそな大声援で迎えられてダーをやって帰るというイノキ的存在になっているけど、ヒールとしてブーイングを受ける方がおいしいと思う。
その後は真田アサミさん!ラブリー!動きとか!
ラストはP・K・Oの3人。客の盛り上がり方がすごい。もう体力は無いと思っていたのに湧いてきた。PKOの声優3人は、デ・ジ・キャラットとは無関係の新企画の主役をやることになったらしい。これは正解だと思う。今までずっとピョコラ様のことを歌い続けてきても、ぴよこ閣下は反応せずむなしさがあったから。