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ゲーム感想 PS2『ようこそひつじ村』

2003年12月に発売された『ようこそひつじ村』の廉価版を購入。箱庭生活シミュレーションゲーム。箱庭の中で野菜や家畜を育てて種や肉を交換して牧場を大きくしていく、わらしべ長者みたいなゲーム。

育てた家畜や作物を、しべ長のように物々交換で上位の品種と交換していき、牧場を発展させることが目的。ブドウを収穫してワインを醸造してひつじと交換したところでエンディング。まだ続きがあるみたいだけどとりあえず一段落。

家畜は敷地内を自由に動き回り、一定の範囲内に作物があるとそれを食べて成長し、雄と雌が隣接していると子供を生んで増える。マルチエージェント・シミュレーターのサンプルでよくあるオオカミ・ヒツジモデルのようなものです。家畜や作物は数種類あるので、柵を立てて区分けしたり草を刈ったりしてきっちり管理していかないとジリ貧になります。

5年目でクリア。試行錯誤したので実時間はけっこうかかりました。整理整頓と管理運営が苦手で、物を捨てられず、その日暮らしで計画性の無い生活をしがちな自分にとっては最適の難易度でした。動物への愛着を捨てて家畜を次々と肉塊に変えていけばエンディングを見ること自体はもっと簡単だったのかもしれないです。ウサギにこだわりすぎました。プレイスタイルに性格が反映されるゲームです。

続編の予定もあるようだけど、生活シミュレーション的なほのぼの路線ではなく、運営戦略シミュレーション色の濃いストイックな方向に進んでほしいです。難易度調節機能を付けて、作物を与えないと家畜が即死するようなバランスにすればパズルゲームにもなると思います。