新アニメ『びんちょうタン』。マスコットキャラクターであるびんちょうタンの日常を描くお話。
第1話「春のお目ざめびん」。びんちょうタンのフビンなところにはスポットが当たらず、話が広がりそうな多くのキャラも登場せず、びんちょうタンの一日を活写するのみに留めていました。あの頭身なのに着替えや布団干しなどの動きを無理無く表現できるのがすごいです。人物の仕草や風景の描写が丁寧であればあるほどびんちょうタンの存在自体の妖しさが引き立ちます。びんちょうタンは妖精のような存在だからリボンを引きずって素足で歩いていても汚くは無いのだと考えられます。
「今日もご飯がとってもおいしかったです」
備長炭でご飯がおいしく炊けましたというお話。そんな、何も無い、「ホカホカご飯」みたいな味わいのエピソードが成立するなんて驚きです。
RECとびんちょうタンを15分ずつでアニアニランド。TBSの一連のワンダフルアニメを思い出させる気軽さでした。それを高級にした感じ。ただ、『アニアニランド』のタイトルロゴにはもうちょっと資金を投入したほうがいいと思います。
