水の都が舞台の、ほのぼのとしたアニメ。ヴェネチアものなんだけど、街そのものを見せるのではなく、主人公が街をどう見たかってことが重視されていて、通行人がほとんど描かれず、街がゴーストタウンのように見え、生活感はあんまりないんだけど、メインキャラの存在感はあり、おもしろい。
主人公の周りを常にうろついている、中山式快癒器みたいな顔の珍生物の存在が気になって仕方がない。人間の言葉を理解しているみたいだから知能は高いのだろう。オスだとすると主人公のベッドにもぐりこんだりする行動が卑猥だし、メスだとすると尻がプリプリしていて卑猥だ。鳴き声が「ぷいぷい」とか「ぷいにゅ」なのも困る。ぷちこかと思ってつい反応してしまい、目が離せない。正体はカッパだと思う。