こんなにスケールの大きい物語になるとは思わなかったです。街の事件を解決することが中心だった序盤は、セーラちゃんの斬新なヒロイン像と、シュウト君とキャプテンの間に育まれる愛に注目して観るだけだったのに。
だんだん話が広がっていってもインフレにならず、扱いきれていない感じもせず、まとめ方も見事でした。シュウト君が解説キャラに成り下がることもなく、つねに話の中心にいたことも良かったです。親のフォローが大きかったのかもしれませんが。
戦いが終わって日常の暮らしにもどる最終回。ナイトガンダムの人たちの復活は無かったけど次世代へ託され、仲間との別れも寂しいけれどもいつでも会えるという希望のある終わり方。と思ったらシュウト君が念願のセーラちゃんのケーキを食べる暇も無く次の冒険がやってきた！ スカートの長い3DCGの服装のせいで座ることができず、将棋を指す場面などでも常に棒立ちだったリリ姫が、関節を曲げられる衣装に着替えてる！ ガンダムフォース、最高ー！
