リナが恋愛体質になる話。マーメイドの宿命よりも恋する気持ちを優先させることにしたリナ。これで彼女もるちあやはのんと同じ領域に。
それはいいとして(公式のあらすじにも一切書かれていないことだし)、今回はタイトルのとおり、あららが街でスカウトされてアイドルデビューすることがメインでした。敵側にアイドルが居ることで、キャラの配置が今まで以上に『アキハバラ電脳組』に似てきたような。
スカウトに迫られて目を潤ませているリナ、やきもきして百面相しながら効果音を連発するはのん、何か達観した表情でコーヒーを飲み呆けるるちあ、次世代型スーパーアイドルあららさんのプライベートなど、かわいすぎでした。ゆらぐ水面のアニメーションに顔を歪ませつつニヤニヤする二人とか、とりあえずコマ送りして繰り返し見ておきました。
ストーリーも、リナの気持ちを履き違えるハマサキと、根本的に間違っているあらら、この二人の独走がクライマックスのライブシーンに収束していく、ぴっち的に美しい展開でした。今回のミケルの光の玉の能力は人魚の力に反応してマイクが光るというかつてないほどどうでもいいもので、リナのピンチにどこからともなく飛び入りする人魚二匹などの強引さももはや様式美です。
リナがへそくりをはたいて最新高画質プラズマテレビを購入した件ですが、一人暮らしをやめてパールピアリに居候するようになって生活費が浮いたおかげだという説が有力のようです。