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アニメ感想『マシュマロ通信』#20「真夏のドリームツアー」

サンディがクラウドの夢の中に入る話。夢ネタなのにそんなにドタバタせず、クラウドの内面を描くことがメインのようでした。

あの不思議ヒツジの夢の中にしてはメルヘン度が低くおとなしい世界だったけど、クラウドが他のメンバーのことをどう思っているのかを垣間見ることができる興味深いものになっていました。チョコミントは生意気、ナッツはタマネギでも引っぱってろよ、バジルは足し算を間違えてろよ、と。

ドリームツアーの最後にサンディがたどり着いたのは、サンディと出会う前のクラウドの世界。クラウドは、出荷前は誰にもらわれるのかを心配していて、もらわれたあとは自己の存在のイレギュラー性に引け目を感じていた。だから、受け入れてくれるサンディのことが好き。サンディはクラウドの気持ちを知り、クラウドとの絆を再認識。でも現実では相変わらずだけど。

自分は、クラウドの出自を難しく考えすぎていたようです。クラウドは、シープクラウドそのものではなく、何かの魂がぬいぐるみに宿ったものでもなく、ぬいぐるみとして生を受けた、ぬいぐるみだったのですね。シープクラウドを模して作られたぬいぐるみの中の一つだという自意識があるから、事あるごとに「ヒナギク ヒナギク クラウドシリアル~」などとヒナギク食品の宣伝をするのも当たり前。