南極の温暖化を人魚たちが歌で防ぐ話。歌は地球を救う、ピッチ史上最高にスケールの大きい七つの海をまたにかけたパーフェクト・ハーモニーでした。かれんが伝説の巨大氷を素手で割るような展開を期待していたのですが、かれんの悲恋がメインのせつない話になってました。かれんさんは前シリーズとは考えをかえたようで発情、ドジでエリートな南極調査員のすばるさんと恋に落ちるけど人魚だから身を引くことに。最近は人魚が告白すると泡になる設定がすっかり忘れられているのでかれんさんに葛藤させておこうということですかね。最後に星羅が現れて教訓めいた一言コメントを発してましたがたぶん適当だと思います。
冒頭の、かれんの使いのペンギンが南極の危機を知らせにくる場面、ペンギンが珍入できるデパートってどうかとおもうし、はのんたちがデパートでショッピングしてることに意味も必然性も無いけど、人魚たちが頬を赤らめて茶色いジト目になったりしてるのがかわいいからどうでもいいです。南極の温暖化の原因はブラックビューティーシスターズが機械を使って水温を温めていたからだったとかいうどの角度から突っ込んでいいのかわからない展開、南極でアイドル衣装という絵づらのおもしろさ、それがぴちぴちピッチの魅力なのだと思います。
http://www2.tv-aichi.co.jp/tv/pichi/yokoku/
次回予告が夏真っ盛りな勢いなので必見。「夏休みだヨ！全員集合」。全員集合ですよ。土曜八時に。
http://www2.tv-aichi.co.jp/tv/pichi/kako/
そういえば、前シリーズは各話タイトルが必ず「聖夜の贈物（クリスマスのおくりもの）」のように無理やり五文字以内になっていたのですが、新シリーズはその制約が無くなってるようですね。新聞のテレビ欄に載せたいとか10Byte以内じゃないと処理できないとか何かインド洋よりも深い事情があるのかと思ってたけどどうでもよくなったのですかね。
