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アニメ感想『マシュマロ通信』#3「恐怖!ドッペルゲンガー!!」

よくできてる話だったので詳しく見なおしてみた。

冒頭。サンディたち新聞部のメンバーが学校で編集会議。話の流れでサンディはホラーの本をもらうことになる。夜、サンディはクラウドと双子に怖い話を聞かせて脅す。「ドッペルゲンガーを見たら死ぬ」。怖がって震えるクラウド。ガタガタしてるクラウドのベッドを見てサンディはベッドの改築を考える。

翌日。クラウドドッペルゲンガーに会う夢を見たので寝不足(伏線)。サンディは険悪な雰囲気の双子を買い物に引っ張り出す。「言うこと聞かないとひどい目にあわすよ!」(キメゼリフ)。

買い物の途中、クラウドは道端でクラウドシープ人形を見てドッペルゲンガーだと勘違いし気を失う。サンディはクラウド人形を寝不足で寝てるクラウドだと勘違いして取り違える。本物の気絶してるクラウドは人形の持ち主の幼女に連れて帰られる。

幼女の家。目を覚ましたクラウドは人形の空き箱を見て状況を瞬時に把握して人形のふりをする。かしこい。起こすと目を開けるギミックも完全再現しようとする。ここで「やあ、クラウドだよ!じゃあ!」と言って帰宅しても問題なかった気がしなくもないけど。幼女はクラウドを人形だと信じこんで遊びたおす。そのパワフルな性格にクラウドは恐怖を感じるが隙がなく脱出不能

一方サンディはクラウドが息をしていないことに気づく(人形の目が開く仕掛けはぶつかった衝撃で壊れたっぽい)。クラウドが死んだと思い悲しみに暮れる家族。そんな中サンディは毅然とした態度でクラウドのベッドに天蓋を付ける作業をする。

夜、幼女が寝静まったことを確認しクラウドは脱出を試みるが幼女の室内犬に追われてしまう。窓に映ったクラウドの姿に助けられるかたちで無事生還。

クラウドが家に帰ると、サンディたちは人形を納棺して葬式の真っ最中。クラウドは幼女や犬とバトルしたり青汁を飲まされたりしたためにボロボロのドロドロで、サンディたちはクラウド本人をドッペルゲンガーと勘違いしてギャーってなる。「ドッペルゲンガーなんて怖くないのになあ、だってボクはもう一人の自分に助けてもらっちゃったんだから。てへっ☆」とクラウドが言って終わり。オチが見事。ベッドを見て喜ぶクラウドが見れなかったのが残念な気がしなくもないけど。

ドッペルゲンガーという題材を勘違いの連鎖で上手く転がして、怖い話ではなく怖がってドタバタする話としてまとまってた。怖い出来事は一つも無いのに恐怖感が漂ってた。あと津村まことさんの一人三役にニヤニヤした。