美少女変身バトルもの。キャラ紹介をして必殺技で妖魔を倒して一件落着するのではなく、続きものになっていくっぽい。幕末の江戸と現代が並行して描かれ、江戸のほうはある程度の時代考証がされているように見えるけど、現代のほうはファンタジックというか適当。
アニオタな落語家の桂歌若がアニメを作りたがり、どうせなら落語を題材にしようといわれてできた企画らしい。女子高生が落語家に弟子入りするというシチュエーションが新鮮でおもしろいからそっちをメインにしてほしい、変身とかどうでもいいと思ってしまうのは美少女変身バトルもののアニメを見飽きているからだろうか。
キャラクターたちは全員楽しげ。主人公がピンク髪でかわいいです。頭だけでなく動きもやわらかい。演じているのは後藤沙緒里さん。揺らぎのあるアホ声を濃縮して透き通らせたような声は、このまま経験を積んで安定してしまう前に無形文化財として保護するべき。