ひかりがポルンとかとゆっくり打ち解けていくお話。ひとつひとつのシーンが深読みに耐えるおもしろさだった。
ひかりとポルンのあいだに他のカップルと同程度のキズナができた。ひかりに叱られたいというポルンの悩みはマニアックだと思う。
アカネさんがタコカフェを辞めなかったのは意外だった。さんざん引っ張ったのに現状維持なんて。今回が一クールの山場で、それを盛り上げるために数話かけて布石を打っていたのか。やられた。
今回のプリキュアはシークンが不在でした。マックスハート状態になってから初めてのことだと思います。評判の良いエピソードがシークンの留守中に出てしまいました。このままシークンがいらない子だと上に判断されて出番が減ってしまうのは非常にまずいです。シークンを見れないと休日の暮らしに潤いがなくなってしまう。けっこう本気で切実に大問題です。シークンがメインのエピソードをやるべきデスーとかサブプロットに絡めるぐらいはしてほしいとか贅沢は言わないけど、せめて賑やかしとして画面の端っこには居てほしいのですよ。
ウザいハーティエルを便利に収納できそうなアイテム（アイキャッチで使われている箱）のCMも始まってしまいました。ハーティエルたちは今後、シャイニールミナスの戦闘時に便利に呼び出され、あのハンガーヌンチャクみたいな必殺技が12種類に変化するとかアタッチメント的な役割に納まるのでしょうか。シークンが光の園に強制送還されてフェイドアウトしてしまう危険は減ったけれども、ハーティエルが12匹出揃って鬱陶しく飛び回る日常描写を期待することができなくなってしまいました。残念です。
アニメ『夢のクレヨン王国』の野菜たちのシステムはうまくできていたと今さらながら思いました。毎回ランダムで数人が選ばれて雑用をこなし、特に活躍しなくても仕方ないと思える。自分にとって理想のマックスハートは、ひかりを主人公にしたクレヨン王国のようなものなのかも知れないです。クイーンなひかりをシルバー王女、12のハーティエルを12の野菜たちというようにクレヨン王国のキャラクターに当てはめていくと、プリキュアの二人が豚と鳥の役割になってしまうのが難点だけれども。
